「中央公論」 2018年3月号掲載
「中央公論」2018年3月号に、構成担当した記事が掲載されました。特集「働き方がわからない」の中で、東大中原淳先生による「希望の残業学」についての報告記事です。8000字のボリューム記事…しかも、初の「中央公論」ということで、ちゃんとできるか心配だったのですが、なんとか無事に役目を果たすことができて、ほっとしています。あと、久しぶりに校閲さんのお仕事に触れ、ホレボレしました。
「希望の残業学」は、今、働き方改革で目の敵にされている!?「残業」についての中原先生×パーソル総研による研究プロジェクトです。今回の記事では、全国6000人規模の調査から明らかになった残業の実態と、残業が起きるメカニズムを明らかにしています。残業は「集中」「感染」「麻痺」「遺伝」する!というのが、その特徴なのですが、詳しくは本誌をお読みいただくとして、私が気になっているのは、記事内にもあるように日本人の仕事に対する情熱、熱意が世界でも最低レベルである、ということ。残業問題も、単に時間だけの問題ではなくて、「やらされ感」でやっているのかそうでないのかは大きく違うように思います。
将来、子どもたちが働くときには、「働くことを楽しめる」社会になっていてほしいし、そうなるための働き方改革になるように、この記事が少しでも役に立てばいいなーと思っています。
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